木のぬくもりを感じられる園舎にしたいと、今回の改築にもあえて木造を選択しました。平成22年3月1日竣工の新園舎は、新潟県内初の木造二階建ての認可保育園となります。燃えやすいかと思われる木造でも、準耐火構造を可能にしたシェルター社のKES構法は、今や公的機関の庁舎にも用いられる堅牢で強固な建築構法です。木構造体の大きな柱や梁は寒冷地で育った北海道産、岩手県産のカラマツ材を、その他の木部には新潟県産杉材をふんだんに使用してあります。ところどころで木の構造体を現しとし、暖かみのある園内にしました。子どもたちのあそんでいる様子を見ると、同じく暖かみのある木でできた和久洋三先生の「童具」で一生懸命に高い建築物を作る子どもたちが見え、また高天井の遊戯室では子どもたちが元気に鬼ごっこをしています。
今回の改築ではエコに着目し、構造に木を使うことでCO2を構造体として封印すること、遊戯室の大きな屋根にはソーラーパネルを設置し、特に電力を使用する給食調理時には太陽光で調理するイメージを... 数年前の「新潟大停電」の様な万が一の災害時にも電力を供給できるインバータエンジンジェネレーター2基を用いた非常発電回路を整備し高機能保育園を目指しました。



保育室は全てガス温水床暖房と環境に優しいガスヒートポンプエアコンを設置し、空調は最新の設備を誇ります。また壁紙には、珪藻土を含む製品を使用し子どもたちの生活環境をより良いものにと考えました。容易に給食室の調理員さんと会話を楽しめるように、廊下や中庭のウッドデッキから給食室にアクセスでき「今日の給食は?」と食育にも配慮。
園舎の前には自然がいっぱいの広場があり、昆虫さがしやおままごとなど、子どもたちは元気いっぱい遊びます。また近くには公園もたくさんあり、お散歩にも出かけます。そして夏の暑い日には、自慢の屋上プールで水遊びもします。80坪という広大なウッドデッキが広がる屋上は、気候の良い日にはみんなで遊んだり時にはさくら組さんたちがお茶ごっこを楽しんだり。高台に建つ聖徳保育園の屋上からの眺めは周囲360度の開放感。

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